タイトルがもたらす威力〜童貞と奇行種のある共通点〜
「進撃の童貞」が10万ダウンロードされた秘訣。
2回目は「タイトルがもたらす威力」
タイトルは間違いなく、大きな要因になっています。
タイトルは、すごく重要度が高いと言われています。
ネット上でもよく言われていますので、
今読んでいるあなたもご存知だと思います。
特に電子書籍では、タイトルと表紙で
売上の9割が決まる!
と私に電子書籍の作り方を教えてくれた師匠がいってました。実際にタイトルで大きな売上を上げている人はみています。
またいいタイトルの特徴は、0.5秒で内容が理解できる事に加え、覚えやすい、面白い、わくわくする。など思わず人が動いてしまう感情を生み出します。
ただ、本当にタイトルがそんなに効果あるのかと、疑問に思われる人もいるかもしれませんので、進撃の童貞というタイトルができるまでのエピソードをご紹介します。
このタイトルができるまで、私は1週間程悩みました。
ネットでいろいろ調べたり、本屋さん行ったりしていましたが、良いタイトル浮かばず…
「28歳で童貞を卒業した漢の話」
「童貞卒業に28年かかった話」
などしかでず、しっくりこないつまらないタイトルばかりでした。
悩み悩んでまいった時、雑談をしていた時に当時流行っていたマンガ「進撃の巨人」の話が上がり、奇行種がキモいって話で盛り上がってました。
その時に「進撃の童貞」これいいんじゃない!という事になり、タイトルが決まり今に至ります。
当時の結果の1つ、無料化した当初は、Kindle総合4位になって浮かれていました(笑)
ibooksでスティーブ・ジョブズの本を抜いたとかで少し浮かれたのもあり、地道に計測していたら10万ダウンロードになりました。
タイトルがもたらす威力は本当すごい。
今でも「進撃の巨人」と「奇行種のキモさ」は、印象強く残っています(笑)
奇行種って何って人のために、こんな画像をご用意しました。
引用元:「進撃の巨人」第22話「長距離索敵陣形」より
走り方がキモい、性格もすぐに襲ってくるわけでなくとらえ所がわからない。
当時妙に気になったキャラでしたが、今でも覚えているくらい印象的であり、童貞をつながる共通点がありました。
童貞=奇行種=キモい
キモいっていいますが、目に止まったからこそ覚えられた。
奇行種も進撃の巨人のグッズ販売されていますし、進撃の童貞はロングセラーになったと(笑)
良い物だけど見られなければないのと変わらないなら、キモいでも印象残る方が何か成果につながる。印象に残るのはとても大事な事だなと改めて感じました。
そんなタイトルの威力話でした。
キモい、やるな(笑)
次回のテーマは「1位がもたらす威力」について書きます。
どんな小さな事でも1位になると何が起きるのか?
お楽しみに。
ストーリー発掘サポーター
関上 直人