電子書籍ができるまで…どんな流れで製作するのか?
今日、本屋でぶらりとしていたら1冊本を買っちゃいました。
本屋には、売れ筋の本のリサーチがてら、今の流行はどうなってるのかな〜とよく立ち寄ります。売れてる本からどんな事にニーズがあるのか見たり、タイトルからこんな言葉が目につくのかな〜などなど。見ていて飽きません。
ただ、1つだけ怖い?のは、つい買ってしまう事。この本読んでみたい…あっ買っちゃった(笑)
好きで買うからいいんですが、本屋行く時はいつもワクワクしてます♪
そんな事があったので、今回は仕事に関するテーマ
「本が出来るまでの流れ」
電子書籍を製作する事をメインの仕事にしていますが、話をさせていただく多くの方から言われる事がいくつかあります。
・本ができるまでの流れってどんな感じですか?
・完成するまでにどれくらい期間がかかるんですか?
・書けるかどうか自信がない。私に書けるんでしょうか?
など、よく言われますので、ブログでもご紹介していこうと思います。
なぜかといいますと、本は自分が伝えたい知識、経験、思いを伝えるモノとして、次の世代につなげる事すらできるツール。とても良いものなので、知ってもらいたいからです。
また出版業界で仕事をするようになってから、出版社で働いている方は偉大だなとしみじみ思うようになりました。
電子書籍の工程ですら、これだけの事をやっているからです。
電子書籍ができるまで…
1.企画立案
出版目的の落とし込み、出版をどう活かすかを具体化します。
2.文章作成するための目次作成
すでにある原稿に対し、パッとみてわかる全体像を作ります。
3.文章作成
目次を元に文章を作成していただきます。文章を書きやすくするためのフォローはしますが、基本は著者であるあなたに書いていただきます。
自分で書く事で、内容の落とし込み、自身の棚卸しができるためです。
完成した後は、私が文章校正を行います。
表現はできる限りそのままに、読みやすいレイアウトへの変更。誤字脱字等の修正を行います。
4.タイトル作成
タイトルは文章制作前に決めても、文章の完成具合で変更したくなる可能性があるため、基本文章完成後に作成します。
5.表紙作成
まず表紙のラフ案を決めた後、表紙作成を行います。
6.紹介文、電子書籍化
ストアに掲載する紹介文(紙の本でいう立ち読みのような存在)の作成、また原稿データを電子書籍化します。
7.アカウント登録、出版日に併せて出版
アカウント登録、出版手続きは簡単にできますので、出版日に併せて出版をします。
製作期間の目安は、3〜6ヶ月
(やる気とスケジュールの組み方で変わります)
私は、この流れに沿って行なっています。細かい所はいろいろありますが、流れを知っただけで出版までやれる強者もいます。
実際、電子書籍を製作するだけなら、ネットで検索して作り方を勉強したらできてしまいます。かなり大変ですけどね。
この工程は私が製作する場合の工程ですので、他の方は違うかもしれません。また紙の書籍はもっと工程が多いです。それだけ、1冊の本ができるまでって重みがあるんですよね。
だからこそ、良いモノを世に出していきたい。必要としている人に届くように。
そう思いながら、電子書籍の製作・プロデュースをしています。
本ができるまでにどんな事をしているのか、一人でも多くの人に知っていただくために、ブログで解説をしていきます。
いつか本を出してみたいと思っているあなた、参考にしていただけたらうれしいです。