ゲーム限界都市 お披露目会|社会問題をカードゲームを通じて知る


6月21日 研修ゲーム会「ゲーム限界都市 お披露目会」

に参加してきました。

限界都市ゲーム、どんなゲーム目的かを一言でいいますと
「カードゲームを通じて、社会問題の存在を知ること」

細かいゲーム性、ゲームをする事で学び得られる事は、後ほどご紹介していきます。

参加してみての印象、コレは楽しく学べるゲームだと思い、記事にしました。

 

【本記事のお題目】
1.「限界都市」について、開発者の東さんからゲームの紹介
2.実際にゲームをプレー
3.振り返りTIME

ゲーム限界都市 HP:https://www.do-it-yourself2014.com/project/marginal-city/

 

1.ゲーム限界都市とは?

ゲーム開発者である、東善朗さんにゲームの解説をしていただきました。

本日の資料、ゲームセットは、最近完成したばかり。

そのため、お披露目会と銘打っての開催です。

 

限界都市ゲーム 研修ゲーム会

 

限界都市ゲームの目的はコチラ

「楽しんでいるうちに、今まで知らなかった社会問題や政策の存在に気づくこと」

社会問題に気づき、どう関わり働きかけていくか?

その前に、そもそも知らなければ何もしない。

ゲームを通じて、まず存在に気づこう。

という感じです。

 

特にメイン対象となっているのは、社会問題や政策に気づきずらい若い世代(10代~20代)

直接若い世代へ、社会問題などを講義しても、なかなか記憶に残らないと思います。

実際、僕自身もその頃関心薄かった事もあり納得です。

 

若い世代に社会問題や政策に気づいてもらう手段として、目をつけられたのが、「ゲーム」

その中でも、ポケモンカードゲームなどのカードゲームをする人や、モノポリーなどのボードゲームをやる人を主な対象としているとのことです。

 

今の若い世代は、1日1時間ほどゲームをしているという統計データもあり、ゲームは楽しいからやる。やればやるほどゲームについて詳しくなる。そこに社会問題等を盛り込めば、ゲームを通じて気付けるというもの。

構想からテストゲームを1年程行い、試行錯誤の末、現在の形になっているとの事でした。

僕は、確かに!と納得。なぜなら、小さい頃よくゲームやっていた身からです(笑)

そんなゲーム目的や完成までの経緯をお話いただいた後に、ゲームの説明がありました。

 

限界都市ゲーム 研修ゲーム会 

↑限界都市ゲーム一式

 

 

2.実際にゲームをプレー

ゲームの目的、経緯などの説明を受けた後、ゲームプレーに入りました。

まずはルールの確認、カードの説明など受けました。

 

ゲーム限界都市 大まかなルール説明

プレイヤーが市長となり、押し寄せる社会問題に翻弄されながらも、財源と政策を使って幸福点カード「生きがい/健康/所得」を獲得することで、市民の幸福(点)を競うカードゲーム。

ゲームプレー人数:2~4名

社会問題・政策・財源カードを使って進めていきます。

限界都市ゲーム 研修ゲーム会

 

ただ、幸福点カードを集めようとしてもうまくいかないため、政策カードを使ったり、毎回社会問題のカードを引き、問題に対処していく必要もあり、ゲーム的な戦略性もあります。

もちろん、運要素もあるのですが、しっかり考えてプレーをしないと勝てない仕組みになっています。

先に詳しいルールを知りたい方は、以下の説明動画をご覧ください。

 

実際にプレー

今回の参加者は8名でしたので、2テーブルに分かれて行いました。

比較的ゲームをやっているテーブルと、普段あまりやらないテーブルで分かれて行う形となりました。

僕は、ゲームをやっているテーブルにてプレーしました。

 

限界都市ゲーム 研修ゲーム会

 

■ゲームをやってみて感じた事

・社会問題のカードが、本当リアルにある事だなと納得

例:テロ・振込詐欺・人口問題・育児・在日外国人 など

一番やばかったのは震災です。大打撃を受けます。

・ルールがわかってくると、戦略が生まれる

何をすると、幸福カードが手に入るのか? ルールを聞いて考えるより、プレーしながらルールを把握していく方が早いと感じました。僕自身、ゲームやる時は説明書はちょっとしか読まず、やってみようというタイプ。やっていく内にわかってきた感じがありました。

・勝てるタイミングを逃して、1位とれずに3位(笑)

中盤から、かなり良いテンポで進めたのですが、最後に行動を誤り、1位とれそうだったのに、3位で終わる結果でした。

 

僕の個人的感想ですが、楽しみながらゲームをする中、社会問題カードを見て、あるあると思ったり、政策カードでも、よくやっている事だと思う内容ばかりで、気付けるなと感じました。

 

3.振り返りTIME

1ゲームを終えた後、振り返りを行いました。

ゲームルール動画を見て、ルールの落とし込みをしたり、一人一人感想を上げていただき、開発者である東さんよりコメントいただいたりして、あっという間に時間が過ぎていきました。

 

限界都市ゲーム 研修ゲーム会

 

感想の抜粋

・社会問題が目について気づけた

・カードの色分けと社会問題の関連性が良い

・カードゲームに慣れている人には、わかりやすいルール

・ゲーム苦手な人には、1プレー目なれるまで時間かかるかも

・カードの文字バランスを調整できるともっと良い

 

限界都市ゲーム 研修ゲーム会

 

など、様々な意見が上がり、参加した皆さんが楽しめた形で会を終える事ができました。

終了後、一部の方で懇親会で中華料理屋へ。

料理は美味しかったのですが、すごい辛い麻婆豆腐がネックに。

得意な人は食べて、そうでない人は辛いのはパスしたりしつつ、こちらも楽しい時間を過ごせました。

 

限界都市ゲーム 研修ゲーム会

 

さいごに+お知らせ

やっぱり、ゲームを通じて何かを知ったり学べるのはいいなとつくづく思います。

楽しい事は、記憶に残りやすいと思うからです。

これは、またやりたいゲームに入りました!

 

また、ゲーム限界都市では、現在クラウドファンディングを行っており、リターンにこのカードゲームが貰えたり、研修依頼をする事もできます。

よろしければ、クラウドファンディングのページもご覧ください。

 

クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/275498

ゲーム限界都市:https://www.do-it-yourself2014.com/project/marginal-city/

 

ゲーム会でご一緒いただいた皆様、東さん、

ありがとうございました!

 

 

道を作るシェルパ

関上 直人

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